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世紀をまたいで見えたイチロースパイクの道標

「ローカットではなく、軽くて、カッコいいスパイクがいい」。
オリックス時代のイチローは、1999年用スパイクの製作にあたって、こんな言葉を話していた。シンプルかつ奥の深いオーダーに対して製作チームは試行錯誤を繰り返し、当時誰も履いていなかった、ハイカットとミドルカットの中間とも言える"クオーターカット"のイチロースパイクを完成させた。まさしくこれが、今後のイチロースパイクの大きな指標となる。
そして2001年、イチローがメジャーへ移籍。
従来のペンタクロウ(5本歯金具)から、より推進力を高めるために開発された"ス

パイダークロウ(8本歯金具)"の誕生と、渡米のタイミングが運命のように引き合わされた。くの字のブレードが最後の蹴り出しまで優れたグリップ力を発揮し、さまざまな動きに対応できるよう金具の位置と角度を新たに設定した"スパイダークロウ"。その技術は、イチローがメジャーに衝撃を与えた242安打(最多安打)、56盗塁(盗塁王)という1年目の驚異的な記録を足元でサポートした。
ここからイチロースパイクは、軽量化への進化を加速させることとなる。その第一歩は、2002年から採用されたソールの一部をくり貫く"ライトハニカム"構造の誕生だった。

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イチロースパイクの旅

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  • 記録達成への軌跡
  • 「軽くて気持ちいい」を追求したアンダーシャツの秘密
  • イチローのパフォーマンスを支えるためのこだわり
イチロースパイクヒストリー
  • 上記ICHIRO選手の写真/©Getty Images 
  • ※アドバイザリースタッフとの契約ならびに所属球団・ユニフォーム・背番号などは、2011年2月1日現在のものです。