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健康志向の高まりとともに、ウォーキングの実践人口が増加し続けています。
平成12年度の内閣府(総理府)調査によれば、ウォーキング実践人口が3500万人と、日本の人口の3分の1から4分の1がウォーキングを意識している計算になります。
ウォーキングが注目されるのにはいくつかの理由があります。

以上のように、思い立ったときにすぐにできる運動であるだけでなく、ウォーキングは運動強度の割りに体に対する負担が低く、ジョギングなどと比べて手ごろであるといえます。
ウォーキングをすることによる人体に対する効能は数多くあります。

人の筋肉は腰から下に4分の3が集中しています。
その筋肉を動かすことで、全身の筋肉の約8割を強化します。

「足は第2の心臓」といわれます。
歩くことで筋肉が収縮、ポンプの役目をして血液の循環を助けます。
これをミルキングアクション(搾乳運動)といいます。

有酸素運動とは、身体に一定以上の負荷をかけてある程度長時間行う運動です。
生活習慣病の原因となる肥満を、脂肪を燃焼させることによって解消・予防します。
また、心筋や呼吸筋を発達させ心肺機能を高めるとともに、全身持久力が高まります。
その他、コレストロールの減少による高血圧の予防や、骨密度の減少を抑えるため骨粗しょう症の予防につながります。

体を動かすことにより、抑うつ感などを抑えます。
また、野外に出ることでストレスを解消します。
普段より少し早めに、心拍数を上げて歩くことによって運動強度を高めます。
しかし、運動強度が強すぎると逆効果になることがあるので、適切な運動の範囲を守ることが大切です。
1日のエネルギー摂取量がおよそ2100kcalとすると、何もしないで消費する基礎代謝量が体重1kgにつき約25 kcal、その他の体の動きによるエネルギー消費量が約400kcalですので、体重55kgの人の場合、以下のような計算が成り立ちます。
ウォーキング30歩で約1kcal消費しますので、余分なエネルギー量325 kcalを消費するには
となります。これが1日1万歩といわれる根拠です。
身体に負担が少なく、疲れにくくするためには正しい姿勢で歩くことが大切です。
また、ケガや疲労を防ぐとともに、疲労回復を早めるために、運動前後のウォームアップ・クールダウンのストレッチングを心がけましょう。

1日のエネルギー摂取量がおよそ2100kcalとすると、何もしないで消費する基礎代謝量が体重1kgにつき約25 kcal、その他の体の動きによるエネルギー消費量が約400kcalですので、体重55kgの人の場合、以下のような計算が成り立ちます。
| R.P.E | 心拍数 (若者) |
心拍数 (中年) |
心拍数 (高齢者) |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6〜7 | 非常に楽である | 〜80 | 〜70 | 〜65 | ||
| 運動効果なし | ↑ | 8〜10 | かなり楽である | 80〜100 | 70〜90 | 65〜80 |
| ↑ | 11〜12 | 楽である | 100〜120 | 90〜100 | 80〜95 | |
| 運動として効果的 | → | 12〜14 | ややきつい | 120〜140 | 110〜115 | 95〜110 |
| ↓ | 15〜16 | きつい | 140〜160 | 125〜145 | 110〜130 | |
| 赤信号 | ↓ | 17〜19 | かなりきつい | 160〜180 | 145〜160 | 130〜145 |
| 19〜20 | 非常にきつい | 180〜 | 160〜 | 145〜 | ||

| 若者たち(20代) | 中年(30〜40代) | 高齢者(50代以上) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
| 通常歩行速度 | 5.4 km/h | 4.2 km/h | 4.8 km/h | 3.6 km/h | 4.2 km/h | 3 km/h |
| 効果的歩行速度 | 7.2〜7.8 km/h | 5.4〜6 km/h | 6〜6.6 km/h | 4.8〜5.4 km/h | 4.8〜5.4 km/h | 3.6〜4.2 km/h |


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ただ、だらだらと歩いていたのでは大きな効果は期待できません。
一定以上の効果を期待するためには負荷をかけて、正しいウォーキングを心がけましょう。