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アシックス(ASICS)企業情報−トップコミットメント

人々の幸せと、健やかな世界のために

CSR経営を基本姿勢に

社長 2011 年度、アシックスは、世界中のグループ企業全体でお客様起点の企業活動をすることを基本方針に置いた中期経営戦略「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」をスタートさせました。
 AGP2015は、グローバルで取り組むべき事業領域とその戦略を明確にし、2016年3月期の連結決算で売上高4,000億円、営業利益率10%以上、ROE(株主資本当期利益率)15%以上、ROA(総資産当期利益率)8%以上を目指すものです。また、その事業活動を支える経営基盤としてCSR・コーポレートガバナンスも掲げています。
 企業として売上高や利益という経済価値も大切な指標ですが、環境や社会の持続性を念頭に置かねば、社会的責任を果たせません。
 当社は、スポーツ用品メーカーとして、世界の人々の健康で幸せな生活が実現できる製品やサービスを提供することを使命と考えています。またその使命はステークホルダーや環境の犠牲の上に成り立つものであってはなりません。
 CSR経営の実現に向け、全世界6,000 人の社員の「より良い製品・サービスとスポーツの力で社会の持続的な発展に貢献しよう」という共通の思いを「アシックススピリット」、「アシックスCSR方針」として明確化し、それを礎に日々の事業活動に当たっています。(PDF:1、8ページ参照)

スポーツ用品メーカーとしてのCSR

  昨年度末(2011 年3月)に発生した東日本大震災は、神戸に本社を置く当社にも大きな衝撃でした。
 発生直後に、シューズ、トレーニングウエア、ウインドブレーカーなど約66,000 点を提供したことは2011 年版CSRレポートでお伝えしましたが、2012 年度は引き続いて、震災孤児の皆様の健やかな成長を継続的に支援する活動を開始しました。
 「将来を担う青少年の健全な育成にスポーツを通して役立ちたい」という創業者の思いから設立された企業として、1995 年の阪神・淡路大震災で全国の皆様から温かい支援をいただいたご恩に報いるため、始めたものです。スポーツには人々に勇気を与える力があります。当社は、スポーツを通じた継続的な活動で復興に向けた支援ができればと考えております。(PDF:7ページ参照)
 また、メーカーならではのCSR活動には、製品・技術によるサステナビリティ(社会の持続的発展)への貢献があります。
 2011 年度は、特に環境面のサステナビリティに関して高い専門性を持つマサチューセッツ工科大学と共同で、フットウエア事業での環境負荷軽減に向けた研究をしました。
 原材料調達から製造、流通、廃棄までの各段階のCO2排出量を把握し、それを基にサステナビリティ・ターゲット(中期環境目標)を設定する試みで、2012 年度はその成果の一環として、機能性を維持しながらCO2排出量を20%抑えた商品を発売します。今後、他の事業部門にもこのような取り組みを広げていく予定で。(PDF:5ページ参照)
 ものづくりにおけるCSR側面は、環境問題が全てではありません。
 法令順守は言うまでもなく、サプライチェーン上で働く人々の権利保護にも取り組んでいます。
 現状では、本社のCSR部門が主に担っておりますが、今後は、製造及び生産管理や品質管理に当たる海外事業所も労働面を始め、環境、化学物質管理といったCSR側面に対する拠点の一つになり得るような体制にしていく考えです。
 そのほか、2011 年度にアシックスが日本企業としては初めて加盟したSAC(サステナブル・アパレル連合)では、環境や社会への悪影響の低減に業界の枠を超えて取り組んでいます。個々の企業では解決が難しいCSR課題に、当社もその一員として取り組んでいきます。

コミュニケーション強化と社会価値の創造

 「社会価値を創造することで経済価値を創造する」という考え方が今後のCSRの主流になると思います。
 アシックスは、本業を核にして常に社会価値を念頭に置いた活動をしてきましたが、その活動を社会のより多くの人々に認識していただけるよう、ステークホルダーとのコミュニケーションを強化していきたいと考えております。
 それは、経営の透明性を高め、説明責任を果たすというだけにとどまらず、当社CSR経営の質の向上、ひいては社会の持続的発展にもつながると信じております。
 今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。

尾山基社長


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<2012 CSRレポート>PDFファイルの閲覧はこちらです。(約11.0MB)

  ※2013 CSRレポートは近日公開予定です。